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ミュージシャンが生き生きと演奏でき、いい音楽を聴ける鹿児島にしたい。


曲に込められた気持ちが届くように歌う

鹿児島市千日町の「リレット」は鹿児島市内では唯一、毎日ジャズの生演奏が聴けるスポット。男性は4000円、女性は3000円でフリードリンクと演奏を楽しめる。オーナーの古川次男さんはギタリスト、妻のリレットさんはジャズ・ボーカリストで、ニューヨーク帰りの松本圭使さんのピアノ、松屋裕介さんのベースなど、本格的なジャズ演奏が楽しめる。
YULYさんはリレットで、毎週火曜と週末(金曜または土曜)の午後9時、10時、11時の3回、ステージに立ち、澄んだ声で時にはソウルフルに、時にはスイングしながら心地いいジャズを聴かせてくれる。
(ツアーミュージシャンのライブなどもあるので詳細についてはhttp://music.geocities.jp/lileth_jazzで確認を)ジャズを好きになったきっかけの歌手はクリスティ・ブラックというソウルあがりの黒人シンガーで、現在好きな歌い手は今も活躍中の白人ジャズボーカリストのK・dラングという。
「同じ音楽でもお客さまはいろんな受け止め方をされるし、悲しみも喜びも人それぞれ。歌い手の私はあまり感情移入し過ぎないで、曲に込められた気持ちがお客さまに届くようにと心がけながら歌っています」


生演奏に接する機会を増やし、音楽をもっと身近に

YULYさんがジャズを聴き始めたのは26歳のころ比較的遅い。
岡山の音楽の団体でコンサートやライブなどをコーディネートしていたころ、ライブで即興的にジャズを歌ったのがきっかけでジャズの楽しさに目覚めたという。「ジャズの魅力はアドリブ。同じ曲でも歌う人、あるいはその場の雰囲気によって全く違った歌い方が自由にできるところ」
以来、難しくて敷居が高いと思っていたジャズが身近に感じられ、好きなジャズ歌手でも楽譜に近い歌い方を収録したCDを何度も何度も繰り返して聴いて真似しながら歌い込んだ。
「それこそ何百回と聴いて真似していくうちに、自分なりのアドリブが出てきます。その瞬間がジャズの魅力で、ライブの魅力」
3年前に鹿児島に帰郷。音楽事務所の人から声をかけられ、3ヶ月間に及ぶジャズの全国コンサートツアーをつくり上げたほか、トランぺッターのニール・ストルネイカーの全国ツアーもマネジメント。鹿児島市千日町のミュージック&カフェ「明日の地図」で奇数月の第4日曜のライブをコーディネートしているほか、昨年7月からは自ら「リレット」のステージに立ち、ジャズを歌っている。
「生の演奏に接する場所を広げ、鹿児島の皆さんが大人の遊び方のひとつとして、ふだんの生活の身近なところで音楽に親しめるようにできたら。そのためにライブのコーディネートをしたり、自らステージに立っています」
フェスタ 2008.6月号より抜粋 1 2